祝日や週末、街中や神社周辺で、華やかな着物やりりしいスーツに身を包んだ小さな子どもがちょっとおめかしをした家族と歩いているのに出会います。そう「七五三」です。
3、5、7歳になる子どもの成長を神社や寺に詣でて祝う行事です。日本では古くからある儀式といった感じです。ところが意外と歴史は浅い。
由来は、江戸幕府5代将軍の徳川綱吉が息子のために始めたものだとする説が知られています。
「七五三」の必須アイテム「千歳(ちとせ)あめ」も同じころ、江戸の飴(あめ)屋が売り出したものが定着したといわれると、チョコレート会社のバレンタインチョコ、ケーキ屋さんのクリスマスケーキの元祖のように見えてきます。
綱吉といえば、今年の「七五…